始まりはEメール
ある日のことだった。吹奏楽部OBからとても気になるメールが届いた。
「藤沢市に温泉があるらしい」
「休日旅行人」は微かな手がかりを元に調査をはじめた。
もうこれまでに「江ノ島」「稲村ヶ崎」と紹介してきたのだがこんな短期間に神奈川県藤沢市内に温泉があるとは・・・
これは「想定内の出来事」なのだろうか。
調査は困難を極めた。あるものはマンション専用温泉、またあるものはスーパー銭湯。
そして、ついにその全容が明らかになる。
ジェミニC/C SEのイグニッションキーをONにする。闇夜の眠りから目覚めた彼女は、心地よいアイドリングを響かせた。
春の足音がもうそこまで聞こえる湘南へ進路を取った。
熱く長い一日になりそうな予感がする(ウソつけ)
国道1号から312号線
国道1号から車で来られた方は柄沢十字路で右折です。
このサイゼリアが目印です。
目印
藤沢方面から車で来られた方は同じく柄沢十字路左折です。
目印は炎の龍の看板です。
まっすぐ進むと
まっすぐ進むと何やら造成中の様子。
湯乃市
しばらく進むと「湯乃市」のたてものが見えてくる。
どうやら、ここらしい。早速中へと入る。入り口の前には何故か野菜・果物の即売所がある。中は、休み処と散髪、マッサージルーム、食堂となっていた。浴室内に入る。シャンプー・ボディソープは据付けてあった。サウナ、塩サウナ、スーパージェットバス等々。
なかでも死海の湯が面白かった。高濃度のイスラエル直送の死海の塩が入っている浴槽である。体が湯船の中で浮く!!なんとも言えない浮遊感であった。
さて温泉は
本題の高濃度炭酸泉である。僕の知るところではここら辺ででる温泉といったら茶色い温泉か、しょっぱい温泉であるが・・・ともかく入る。体中に小さな泡がつく。うん。いいんじゃない。さて、この温泉の疑問をフロントのお姉さんに聞いてみた。「ここって天然の温泉ですか」
「いえ、人口のです」・・・はい、キッパリ。けど、僕は源泉掛け流し至上主義でないのでそれはそれでいいと思う。
反対にウソついているところはチョイトねぇ。意外と穴場かもしれない。